京都歩き 6-1

 宮本武蔵と吉岡一族の決闘で知られる一乗寺下り松から少し歩きます。
芭蕉をはじめ蕪村、虚子等の句が境内あちこちに見られます。「花の生涯」の
ヒロイン・村山たかの隠棲地でもある金福寺です。臨済宗の寺なのに、寺と言うより
文人の山居と言ったような佇まいです。裏山のいくつもの墓石に訳もなくうなづいて
わかったような顔で句碑の前。本堂にある遺品を見、説明に耳を傾けると、
村山たかと言う女性の生き様に単に感心すると言うだけでなく、”凄さ”さえ覚えた
一時でした。
  「うき我をさびしがらせよ閑古鳥」(芭蕉)
  「徂く春や京を一目の墓どころ」(虚子)


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